論文の本の読み方
学生が論文を書くために本を読み進めていますが、時間が経過するとともに忘れてしまい、自分の本の読み方が間違えているのではないのかと、疑問や迷いを抱くこともあります。
ここでは、そのような人たちのために、少しでも手助けが出来るのではと思い、立ち上げりました。
そもそも人の記憶というものは曖昧なもので、文字を追って読んだだけでは内容を記憶しておくことが出来ない人が大半で、その本を丹念に読んでも、読んだ記憶と事実だけが残り、書かれていた内容の殆どは頭の中に入っていない人もいます。
時間がかかってしまうかも知れませんが、本を読んでいて論文書く素材として使えると思った箇所を書き出してメモをとる事で脳は読んでいるだけよりも記憶として残りますし、後で要点だけを書き出しているので、後々まとめやすいです。
ただ、数百ページもある参考書などを読んで、毎回論点を書き起こしていては時間が掛かって仕方が無いかも知れませんので、まずは論点を明確にしておくことです。
論点に関する文献を読んでいる過程で、自分の知りたい所を押さえずに、著者の論じたいと思っている事柄に迷い込み、自分が何に付いて論じたいのかが途中でどこか英ってしまっているかもしれません。
論点を押さえる
とりあえず最後まで読破しようとする人は、明らかに論点が薄れている傾向のある人が多く、引用文献は知識を得るためでもありますが、自分の論点を、本を通して証明する事ですから、自分の論点をしっかりと念頭においた上で読むことで、著者が意図としていることがわかってくると思います。
繰り返し言いますが、論点という軸が揺れていては、メモを取りながら確認作業をしていくよりも、無駄に時間が過ぎていくだけですし、なんの進歩も進展もありえません。
確かに、本を読みながら要点を書き留めていく行為を繰り返していては、一冊に対して多大な時間を要しますので、効率が悪いように思われますが、己を変えたいと思うのであれば必要な処置であると思います。
今後どんな道を進むにしても、近道は無いことを知る必要がありかも知れません。
思い描いている道をどのように歩んでいくかは自分で決めることが出来ますが、自分が求めているものがいつの間にか変わって、本当の自分は何がしたかったのかわからなくなり、迷子になってしまっては、それこそ効率が悪いです。